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第4回「バウビオロギー に根差す改修の要点とは」

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第4回「バウビオロギー に根差す改修の要点とは」

  日時:2024 年 10 月 25 日(金)~26 日(土)
  会場:公益財団法人 加藤山崎教育基金 軽井沢研修所
  参加者:


・趣旨
 今回のテーマは「バウビオロギー に根差す改修の要点とは」と題して、ますます重要度が増している、改修/リフォームに焦点をあてたい。主に住宅の改修を前提としている。 ローゼンハイムのバウビオロギー研究所は、平屋の雑貨屋さんに2階をのっけた改修である。以前、新しい研究所施設を考えているのだと、ヴィンフリート・シュナイダー代表から話を振られたとき、てっきり新築を考えているのだろうと思ったが、あらゆる面で見事な改修事例となった。
 改修には用途や機能の変更に伴う意匠的な改修とともに、構造的な視点からの改修とともに、断熱強化を意図した改修が上げられるだろう。すべてに費用がかかるなかで、また法の縛りが少ないなかで、新築するよりは安く、、、という前提で改修が為されて、性能がアップすればそれでよいのだろうか?皆様の経験と知見を集めたい。

・実践者の報告
  ・石川恒夫(前橋工科大学、BIJ代表)
   「バウビオロギーの改修事例」
  ・坊垣和明(東京都市大学名誉教、BIJ 理事)
   「部分断熱改修の事例と放射暖冷房パネル」
  ・辻充孝(岐阜県立森林文化アカデミー/BaubiologeBIJ)
   「改修による高山市、中津川市の木遊館サテライト」
  ・森健一郎(一級建築士事務所 感共ラボの森/BaubiologeBIJ)
   「近年の事例紹介」


・専門家セミナー
  ・石川恒夫(前橋工科大学)
   「版築を使ったプロジェクト、住宅を改修した浄泉寺の事例」
  ・辻充孝(岐阜県立森林文化アカデミー)
   「スマートウェルネス住宅の研究成果」


・改修建築の視察・体験
  ・古民家を軸に改修されたカルイザワ コモングラウンズ(2023年オープン)
  ・軽井沢の斜面地に建つ2階建ての建物の改修
      オイリュトミーの体験

第72回定例セミナーin 東京 「関係性をデザインする住環境づくり」 ※終了しました

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今年の日本建築学会大会は 8 月 28~31 日まで明治大学(東京)で開催されます。例年学会の大会に合わせ、定例 セミナーを開催しており、今回、会員、早稲田大学の山田宮土理先生のご厚意から、早稲田大学西早稲田キャ ンパスを会場として、表記セミナーを開催します。大学間交流で前橋工科大学とベトナム・ダナン工科大学と の交流から、今春、偶然ホイアンの U-cafe を訪ね、その空間の素晴らしさに感動しました。その設計者山田貴 宏氏をお迎えし、近作をお話いただきつつ「健康な住まいへの道」についてお話いただきます(石川恒夫)。

日 時:2024 年 8 月 29 日(木) 午前 14:00~17:00(開場 13:30)
会 場:早稲田大学西早稲田キャンパス(理工キャンパス)*東京メトロ副都心線西早稲田駅直結
 62W 号館 1 階 大会議室 A(東側)

プログラム
挨拶 石川 恒夫(前橋工科大学、BIJ 理事) ホイアンの U-Café をたずねて
健康な住まいへの道を求めて


講師 山田 貴宏(ビオフォルム環境デザイン室)
「関係性をデザインする住環境づくり」

参加費 2,000 円(会員・一般)(直接会場へお越しください)
早稲田大学西早稲田キャンパス(理工キャンパス)62W 号館 1 階 大会議室 A(東側)
(*東京メトロ副都心線西早稲田駅直結 東京都新宿区大久保3-4-1)

(講師:山田氏より皆様へ)

建築の性能を上げることで省エネ性と快適性を確保する、という技術は非常に大事です

が、ともすると、それは「閉じた」建築環境を助長してしまう懸念もあります。部分最 適は達成しても、自然環境、地球環境まで含めた総体的な環境性という全体最適が蔑ろ になってしまう可能性もあるように思います。本当に、快適性=人の健康性なのか、も 今一度立ち止まって考えてみる必要があるのではないでしょうか。 閉じた建築から、建築はむしろ開いて、周りの環境、地域、人との関係性をデザインす ることで健全な状況を獲得していくことが必要と考えます。

山田貴宏:ビオフォルム環境デザイン室代表取締役
1992 年 早稲田大学建築学科都市環境工学修了 清水建設株式会社、 長谷川敬アトリエを経て、2005 年現事務所設立。

No,69 2024.7

投稿日:

第3 回バウビオローゲの集いin 岐阜県立森林文化アカデミー
  バウビオロギー(建築生物学)の温熱環境を考える  辻 充孝
  ドイツ視察報告木造建築編             辻 充孝
  三つの事例における暖冷房計画の話題提供     石川 恒夫
  バウビオロギーの目指す温熱環境          辻 充孝

特別寄稿
  アーミッシュと出会う               加藤 碧

バウビオロギー・マガジンより
  土の家の改修
  グリューネ・エルデ(Grüne Erde)−自然との共鳴

No,67+68 2024.3

投稿日:

■バウビオロギー通信教育講座
第16 巻 空間-フォルム-釣り合い(新版)

 参考資料
 民家のかたちに宿る知恵             坊垣 和明

 参考資料
 アルヴァ・アアルトの住宅作品における開口部の意匠に関する研究
                         石田  綾

■追悼 ペトラ・イェーベンスーツィルケル     石川 恒夫
■追悼 村山 雄一                石川 恒夫

第3回「バウビオロギーの温熱環境(外皮と暖冷房設備)」

投稿日:

第3回「バウビオロギーの温熱環境(外皮と暖冷房設備)」

  日時:2023年 11月 3日(金)~4日(土)
  会場:岐阜県立森林文化アカデミー
  参加者:11名


・趣旨
 今年のテーマは「バウビオロギーの温熱環境(外皮と暖冷房設備)」
昨年、住宅性能表示制度の改定によって断熱等級5~7、省エネ等級6が追加され、日本においても温熱環境に対する意識が高まり始めている。しかし、建築実務者の中には単に断熱性能の値だけに注目している事例も多く居住環境を総合的に見据えた温熱環境への意識はまだまだ低いと言える。
 そこで、本来あるべき住まい、バウビオロギーの住まいが目指す温熱環境や暖冷房設備はどのようなものかを、バウビオローゲの方々と知見を深めたい。


・実践者の報告
  ・辻充孝(岐阜県立森林文化アカデミー/BaubiologeBIJ)
   「ドイツ視察報告:素材・エネルギーから見るエコロジー建築」
  ・石川恒夫(前橋工科大学/ BIJ代表)
   「健康な住まいへの道」
  ・木津今日子(前橋工科大学)
   「こころの健康―暮らしや居場所に対する満足度と主観的幸福感の相関分析」

・専門家セミナー
  ・石川恒夫(前橋工科大学)
   「居住環境と暖房設備について」

・話題提供
  ・辻充孝(森林文化アカデミー)
   「目指す温熱環境」
  ・坊垣和明(東京都市大学名誉教、BIJ 理事)
   「テラスハウス、マンション改修の実例」

・バウビオロギー討論会
  「バウビオロギーの温熱環境(外皮性能と暖冷房設備)」
  ・目指す温熱環境はどのようなものか
  ・外皮性能はどのように決めているか
  ・暖冷房設備の選択はどうしているか
  ・蒸し暑い日本の夏をどう乗り切るか
  ・換気をどのように考えるか


※会報誌No.69で報告

No,66 2023.4

投稿日:

■第3 回「日独木造建築シンポジウム」開催のお知らせ
    「日本とドイツの木造建築文化の発展と可能性」 辻  充孝

■特別寄稿 脆弱になる人類             坊垣 和明

■バウビオローゲの集い(第二回)
   -バウビオロギーの関心をもつ建築実務者のための- 報告

  スケジュール
  バウビオロギーの家づくり            石川 恒夫
  セミナーの概要と感想              加藤  碧
  セミナーに参加して               納富 和佳奈

■morinos ~地域固有の建築文化をつくる~      辻  充孝

■特別寄稿
  ドイツ訪問記                  木津 今日子
  web 計算プログラムの「熱収支式」について    長内 健一
  住宅を建てる前に「室内温度」を算出するプログラム≪ご紹介≫
                          長内 健一

No,65 2022.11

投稿日:

■トルコにおけるバウビオロギー運動について
   第61 回定例(オンライン)セミナー

                講演:アント・アクマン

■シックハウスからヘルシービルディングへ
   第63 回定例(オンライン)セミナー

                講演:坊垣 和明

■3 年ぶり‼ 対面でのセミナー開催しました
   第65 回定例(対面)セミナーin 東京ビッグサイト

■特別寄稿
   知って得する「健康省エネ住宅」建設の豆知識

                長内健一(長内健一建築設計事務所)

第2回「バウビオロギーに関心をもつ建築実務者のための」

投稿日:

第2回「バウビオロギーに関心をもつ建築実務者のための」

  日時:2022年 11月 18日(金)~19日(土)
  会場:岐阜県立森林文化アカデミー
  参加者:18名


・趣旨
 8月末に本会がホスト役になって、東北フォーラム(仙台)をはじめとする5団体による合同研究会が開催された(オンライン)。実務者の多くが性能値の良し悪しに一喜一憂しているなかで、「肉体と魂と精神の健康」を希求するバウビオロギーの存在価値は大きい。しかし、バウビオロギーの住まいがどのような材料を選択し、どのような性能を発揮するのか、定量的に把握することの必要性もまた大きい。
 ドイツIBNとのライセンス契約に基づき、2011年に開始した≪通信教育講座バウビオロギー≫は今まで約20名のバウビオローゲ(バウビオロギー・アドバイザー)を生み出しており、2019年以来、2回目の集いを対面で実施し、お互いの経験を共有したい。そしてドイツにおける総合建築学問「バウビオロギー」の実践者とともに、日本におけるこれからのバウビオロギーの住まいの仕様を考える。

・実践者の報告
  ・辻充孝(岐阜県立森林文化アカデミー/BaubiologeBIJ)
   「森の入り口施設 morinosの建築」
  ・土田直樹(レジナ株式会社、BIJ理事)
   「日本の電磁波の状況と対策」
  ・マテーペーター(Team7、自然の住まい株式会社、BIJ理事)
   「何も失わない家づくり ピュアウッド ~ヨーロッパ最先端の木質パネル~」

・専門家セミナー
  ・坊垣和明(東京都市大学名誉教)
   「ヘルシービルディング術」

・バウビオロギー討論会
  「バウビオロギーの住まいの仕様をつくる」
   1.経済的な判断基準(価格、再利用、再生産可能)
   2.使用方法・目的による判断基準(適材適所、耐久性)
   3.視覚的・美的判断基準(色彩、テクスチャー、透明性)
   4.健康的判断基準(揮発、粉塵、繊維、有毒物質)
   5.エコロジカルな判断基準(LCA、廃棄時負荷、生態系)