第5回 バウビオローゲの集い in 岐阜 ―ホールライフカーボンとバウビオロギー―
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ドイツIBNとのライセンス契約に基づき、2011年に開始した≪通信教育講座バウビオロギー≫は今まで約20名を超えるバウビオローゲ(バウビオロギー・アドバイザー)を生み出してきました。今回の5回目のバウビオローゲの集いを対面で実施し、お互いの経験や知見を共有し、これからの建築のありようを議論したいと思います。
近年、ZEH、ZEBが一般的になり、運用時のエネルギーやCO2排出量(オペレーショナル・カーボン)はかなり削減されてきました。そうなると、建築時、改修時、解体・廃棄時などのエンボディドカーボンの削減が重要になってきます。つまり、環境負荷を抑える素材の選定や改修しやすい建築工法など、総合的な視点が大切になってきました。
そこで、今年のテーマは建物を一生涯で考える「ホールライフカーボン(WLC)とバウビオロギー」です。
これまでもWLCを算定するツールはいろいろありましたが、入力が煩雑であったり、データが整っていなかったりと使い勝手が良いとは言えませんでした。そんな中、国交省支援のもと、ISO21930に準拠した非住宅版のWLC計算ツールJ-CAT(Japan Carbon Assessment Tool for Building Lifecycle)が昨年公開され、住宅版も準備中です。
世界的にも炭素削減のホールライフカーボンに注目が集まる中、バウビオロギー的な居住環境の視点をどのように組み合わせていくのか、バウビオローゲの方々と知見を深めたいと思います。
●日 時 : 10月24日(金) 13:30~25日(土)16:00
●会 場 : 岐阜県立森林文化アカデミー
●参加者 : バウビオローゲBIJ, 通信講座BIJ受講者、BIJ会員、学生
●定 員 : 20名
●主 催 : ㈳日本バウビオロギー研究会BIJ,後援:岐阜県立森林文化アカデミー
●内 容:
・話題提供:実践者の報告(それぞれ15分程度)
・専門家のセミナー
・ディスカッション「ホールライフカーボンとバウビオロギー」
●参加費:5,000円
・夕食は実費(3000円程度を現地で集める予定)
●宿 泊:緑風荘(会場のアカデミーから徒歩15分) 朝食付き7,000円程度(部屋によって多少変化します)
●申 込:10月 6日(月) 15日(水)までに、下記の申込書にご記入の上、 bureau@baubiologie.jp (事務局)にメールでお申込みください。
先着20名とさせていただきます。
詳しくは添付の案内をご覧ください☟
- 第5回バウビオローゲの集いのご案内.pdf
- 265 KB
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- バウビオローゲの集い申込書.pdf
- 499 KB
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