第1回 「バウビオロギーに関心をもつ建築実務者のための」
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第1回 「バウビオロギーに関心をもつ建築実務者のための」
日時:2019年 10月 25日(金)~26日(土)
会場:岐阜県立森林文化アカデミー
参加者:15名
・趣旨
日本における室内環境性能は主に温熱環境で議論されることが多いが、居住空間における重要さは温熱環境だけではない。電磁波、防音、空気質、光環境、色彩とさまざまである。
ドイツIBNとのライセンス契約に基づき、2011年に開始した≪通信教育講座バウビオロギー≫は今まで約20名のバウビオローゲ(バウビオロギー・アドバイザー)を生み出しており、今回はじめての集いを開催し、お互いの経験を共有したい。
・実践者の報告
・辻充孝(岐阜県立森林文化アカデミー/BaubiologeBIJ)
「カミノハウス(2014)暮らし方とDIYで省エネ+豊かさアップ」
・落合伸光(ビオクラフト/BaubiologeBIJ)
「埼玉 川越での試み」
・阿部哲志(岩手県庁/BaubiologeBIJ)
「バウビオロギーの普及に向けて
バウビオロギーを通して考える住環境と人間との全体的諸関係」
・江藤眞理子(空設計工房/BaubiologeBIJ)
「バウビオロギー+パッシブデザイン 熊本パッシブハウスでの試み」
・専門家セミナー
・石川恒夫(前橋工科大学)
「バウビオロギー25の指針
自然のメカニズムと住まいの柔らかい呼応を求めて」
・辻充孝(森林文化アカデミー)
「非定常計算でわかる断熱材の蓄熱効果と夏型結露対策」
・坊垣和明(東京都市大学名誉教授)
「ふく射冷暖房のすすめ」
・バウビオロギー討論会
通信講座第4巻「建築工法」の巻末の仕様規定をもとに、今、私たちが住まいづくりにおいて求められている諸性能や諸課題を話し合いました。
※会報誌No.60で報告


